Photoshop(アドビフォトショップ)でぼかしを演出するTips-選択範囲の境界線をぼかすという作業は使い方によっては、いろんな質感を出すことができます。そんなことを画像と合わせて紹介。
CSS Nite in Osaka, Vol.5レビューとセッション・研修会について で紹介したアドビ認定エキスパート (ACE) Photoshop エキスパートの竹内さんのプレゼン「Fireworksを使っている方対象のカンプ作成」の中でphotoshop(フォトショップ)はFireworksに比べて”ぼかし”が微妙みたいなことを言っていたので、そのことについて自分なりの意見(photosohopの方がぼかしはきれいにできると思う)をphotoshopTips交えて書き出してみます。(画像はすべてクリックで拡大・縮小されます)
選択範囲で境界線をぼかす
photoshop(フォトショップ)でぼかすにもいろんなパターンがありますが、簡単にできる方法は”選択範囲で境界線をぼかす”という方法です。
今回は、長文テキストの背景(白)部分の淵を1ピクセルぼかしています。やわらかいイメージを演出するときなどにはいいかと思います。もちろん背景画像にタオル生地のアップや花などをもってくるとベストですね。
背景の淵をぼかす方法は、とても簡単で以下の手順で
- 新しいレイヤーを作成
- ↓
- 選択範囲を生成(好きな形で)今回はテキストに合わせて長方形
- ↓
- 選択範囲の境界線をぼかす→好きなピクセル数を入力→実行
- ↓
- あとは好きな色で塗りつぶす
(CTRL(コマンド)+backspaseで背景色で塗りつぶしor ALT+backspaseで描画色で塗りつぶし)
境界線をぼかすピクセルの数値の違いで以下のような仕上がりの違いになります。
テキスト背景にぼかしたオブジェクト使ってページを作成し場合、カンプ提出後で若干の大きさの修正が予想される場合は、あらかじめ長方形ツールを使って背景を作っておき、大きさの修正もしくはテキストとのスパンを均等にさせたりする作業は、パス選択ツールを使って変更するといいと思います。
一応作業手順がわかるように簡単に画像つけておきます。
その後から、レイヤー部分のCTRL(コマンド)を押しながらクリックし、範囲を選択して、新しいレイヤーで選択範囲の境界線をぼかした状態で塗りつぶしをするといった作業手順で簡単に対応できると思います。
テキストに関しては、もちろんボックスで作っておけば自由に大きさを変えることができます。
他にも、レイヤースタイルの光彩(外側)やブラシ(カスタマイズして、もっとぼかしたもの)を使ってもできますが、作業的にはこの方法が一番早くて確実に演出できると思います。色の変更も簡単ですしね。
ぼやけた楕円オブジェクトを作る
アップル - Apple TVでも使われているぼかしの作り方です。これも微妙なぼかしで、真似してiTwitter (β): a twitter feeder which looks like iPhoneのデザインを作る時に一瞬悩みました(楕円とグラデの関係部分で)。
先ほどの選択範囲の境界線をぼかすで十分に対応できます。では作り方を下記に書いておきます。
わかりやすいように同じものをつくります
- 背景黒で好きな大きさでファイル新規作成
- ↓
- 新規レイヤー作成(背景黒と楕円レイヤーは分ける)
- ↓
- 楕円形選択ツールで好きな大きさの楕円を作成
- ↓
- 楕円の大きさにもよるが”選択範囲の境界線をぼかす”を30ピクセルから50ピクセルで適用
- ↓
- 好きな色で塗りつぶし
- 選択範囲を解除
(CTRL(コマンド)+D) - ↓
- 塗りつぶしたレイヤーを複製する(レイヤー2)
(CTRL(コマンド)+J) - ↓
- 上のレイヤーのオブジェクトの大きさを変更する
(CTRL(コマンド)+T)でボックス表示されるので若干小さめにする。(レイヤー2) - ↓
- ついでにもう少し楕円の形を変える(天地を縮める)(レイヤー2)
- ↓
- 下の楕円と上の楕円の大きさが異なるようになったら、天をあわせるようにしてずらす。(レイヤー2)
- <ここまでは一番上の図>
- <上から2番目の図>
- 上の楕円の描画モードを覆い焼きカラーにて指定する(レイヤー2)
- ↓
- 上の楕円をまた複製して、大きさ変更する(レイヤー2のコピー)
- ↓
- レイヤーを下の楕円の天に合わせて移動する(レイヤー2のコピー)
- ↓
- 先ほどの要領でCTRL(コマンド)を押しながら、レイヤーウインドウをクリックして範囲選択
- ↓
- 新規レイヤー作成(CTRL(コマンド)+Shift+N)(レイヤー3)
- ↓
- 薄い水色カラーを選んでALT+backspaceで塗りつぶし
- ↓
- 描画モードをスクリーンで適度に不透明度を調節する
- ↓
- 出来上がり
- ↓
- 尚、もっと細かく色のグラーデーションを出したいときは、同じ要領で複数のレイヤーで近似色にて塗りつぶすといい。また、E(消しゴム)ツールでパターンを大きなブラシを選択して、オブジェクトから離れた位置で余分なぼかしを消してみるときれいに形を整えたりすることができる。
この楕円の形で天をあわせることにちょっと悩んだ。きれいに作るのはこのパターンが一番早い。多分10分ほどでできることだと思います。
ちょっと応用
一番最初の画像ではぼかしを4箇所使っています。その一つで「きれいに仕上げる」のテキスト部分の背景にもぼかしを入れています。 これは、テキスト部分の訴求効果を高める狙いのために。
画像を比べてみるとわかりますが、テキスト部分が目立ちますよね。こういった質感を演出するにも選択範囲の境界線をぼかして塗りつぶすだけの作業でできます。
- テキストの下に新規レイヤーを作成する
- ↓
- 楕円選択ツールでテキストの大きさに合わせて選択範囲作成
- ↓
- 選択範囲の境界線をぼかすを大きさに合わせたピクセルで実行
- ↓
- 白色で塗りつぶす
- ↓
- 描画モードをスクリーン指定
- ↓
- 不透明度を30%から45%などで指定する
- ↓
- 出来上がり。
- あとは、質感を見ながら調整(ファイル形式で若干の違いがでてきますので、確認しながら最終透明度を決める)
十分photoshopでもぼかしは、質感高いものを作ることができると思います。後からの修正作業を考えてレイヤーやフォルダを使って カンプを作れば、修正作業も効率よく対応できると思います。Fireworksはもっときれいに作れるのですかね。そこが気になる。
馴染ませるために境界線のぼかしを使う
ちょっと今回のエントリーは長くなってしまったので、次回に画像付で紹介しますが、選択範囲の境界線をぼかすというのは、画像合成では必ず使う手法です。違う画像を馴染ませる場合に上の画像を選択して、境界線を1ピクセルぼかすことで馴染むようになります。
Photoshopで人物の髪の毛を切り抜く|| Woops'dez | Bloggin'で彼女の方法は、同じ画像を重ねる方法で馴染ませる方法を紹介していました。 私であれば、アルファチャンネルで選択してから選択範囲の境界線をぼかすを1ピクセル適用後に、元画像をレイヤーマスクでマスク処理するといったことをするかとおもいます。+ぼかした境界線で背景を選択コピーして、貼り付けて人物画像の背面に乗算モードで馴染ませたりもするか、もしくはぼかした選択範囲でマスク処理を適用した元画像レイヤーを下に作るみたいな感じかな。
上の画像のソファ部分の淵をなじまるのにもぼかしを使っています。今回は、背景色と同色のものをぼかして塗りつぶしています。
次回は、合成画像の馴染ませ方で境界線をぼかすことで簡単にできる方法などを紹介します。
SMO(ソーシャルメディア最適化)の狙いでしばらくphotoshopTipsもエントリーしていこうと思っています。意外とphotoshopというキーワードは、最近buzzでもいい数値出しています。最近のニュースではアドビ、オンライン版「Photoshop Express」をMax 2007で公開:ニュース - CNET Japanなんていうのもあって、関連情報などの需要がもっと出てくるかと思っています。
海外の情報を紹介するのではなくて、主に自分が使うTips中心で。できるだけ早く、いい作品を作るという感じでエントリーして行きます。




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