movabletype3.34からMT4.1へシステムをアップグレードしました。今回のアップグレードの経験を元にMT4.1 にアップグレードする際に注意しておきたいポイントとステップの紹介をしています。
先週、MovableType3.34からMT4.1へとシステムをアップグレードしました。正直、スムーズに事は運びませんでした。失敗といえば失敗だったのですが、運よくリカバリーできる失敗でしたので、時間はかかりましたがなんとか以前のエントリーを引き継いでMT4.1へのシステムアップグレードを済ませることができました。
今回に失敗点からMT3.3xからMT4.1システムアップグレード・データ移行する際のステップならびに注意しておきたいポイントを自分の経験・探した情報から紹介したいと思います。今後MT4.1へシステムアップグレードする方に何かの参考になればと思っています。尚、しばらくMT4.1に関連したエントリーをアップしていくつもりでいます。
アップグレードにあたってのポイント
今回の失敗は、アップグレードしている方達のエントリーを読んでみて、簡単にできると思ってしまい、しっかりと最後まで作業の流れやその後の不具合などを把握せずに作業を進めてしまったことに原因がありました。失敗例や注意しておきたいポイントなどの情報を知っておいた方がリスク回避できるわけですから、事前にそうした情報などを探しておくべきでした。
そうした自分の経験から失敗しないためのアップグレードにあたって注意しておきたいポイントとステップ(作業の流れ)を紹介しておきます。
バックアップ
これは、最悪失敗した際に元のシステムに戻すためのバックアップ作業です。Six Apart - Movable Type 4 サポートの技術的なよくある質問にもありますが、MT4.1へとアップグレードしてから元のシステムに戻すのは無理で、バックアップデータがあれば元に戻せれますが、戻す作業も容易ではありません。
最悪の状況を考えて、アップグレード前のシステムでのDB(データベース)他、いろいろなデータをバックアップしておく必要があります。また、取得するバックアップデータは、元に戻すためのデータであって、MT4.1システム においては、そのデータはうまく使えないということも知っておいた方がいいと思います。
システムからのデータ書き出し
MT3.3xでの「ブログの設定」にありますデータの書き出しを行い、テキストファイル形式でのデータのバックアップを取得しておきます。
FTPを使ってシステムのバックアップ
FTPを使って、サーバーにあるシステムフォルダをローカルにバックアップとっておきます。
FTPを使ってブログフォルダ(生成されらページ)のバックアップ
今現在生成表示されているページ、(X)HTML・CSS・JSなどブログフォルダにあるすべてのデータのバックアップをとります。
DB(データベース)のバックアップ
私の場合、MySQLでしたので、phpmyadminを使ってDBのバックアップをとります。
以上までが元に戻すためのバックアップです。
小粋空間: Movable Type 3 から Movable Type 4 へのアップグレード方法を参考にされるといいと思います。
さて、今度は上記のエントリーもそうですが、そのほかのエントリーでも取り上げられていないバックアップについて取り上げておきます。以下紹介するバックアップもシステムアップグレードする前に取得しておくことをお勧めしておきます。
URL生成パターンの取得
今までのブログ記事の生成でのURL生成パターンを覚えておきましょう。アーカイブマッピングの管理画面でURLの生成パターンを知ることができます。カスタマイズしている方も覚えておきましょう。これを覚えておかずに、新しいシステムで設定せずに再構築してしまうと、今までのコンテンツでURLが異なるページが生成されてしまい、重複ページが生成されてしまいます。
MT4.1用のインポートデータのバックアップ
さて、MT3.3xで書き出したエクスポートファイル(テキストファイル形式)のデータだけでは内容が不足しています。MT4.1へインポートするためのデータを作成しておくことで、もし、うまくデータが移行できなかった時にそれを使って対処することができます。そのためのデータバックアップです。どうぞ、システムを削除する前にデータ生成しておいてください。
MT3.3xで書き出したデータは、basename、タグなどの情報が書き出されていませんのでMT4.1にインポートした際に、タグの設定が引き継がれない、URLが変わってしまったりする恐れがあります。そうしたことが起きないように、Movable Type のブログ記事インポートフォーマット | Movable Type 4 ドキュメントにて紹介されていますMovable Type 4 以前のバージョンからのブログ記事インポートの項目のコードをコピペして、新しいインデックステンプレートを作成し、MT4.1用にインポートできるデータを作成しておくことをおススメしておきます。
私、上記の2点を知らずに新しいシステムで再構築してしまい、従来のURLと違ったページを生成してしまいました。コンテンツが重複しているページができたのもありますが、今までリンクしていただいていることがすべて台無しになってしまいます。
一応、アーカイブマッピングで従来通りのURL生成パターンに設定してから再構築することで既に生成されているページについてもURLを引き継いで管理することができます。そのことを知らずに作業を進めると2度手間になります。また、アクシデントが起きた際に対処できるようにMT4.1にインポートできるデータのバックアップを取得しておくといいと思いました。
MT4.1システムアップグレードのステップ
小粋空間: Movable Type 3 から Movable Type 4 へのアップグレード方法
今日のMovable Type 4.1:MT3.3系からMT4.1へのアップグレード!: 世界中の1%の人々へ
上記のエントリーでもアップグレードのステップが紹介されていますが、私も簡単に流れを紹介しておきます。
- バックアップを取得する
- MT4.1 用のインポートファイルを生成しておく
- URL生成パターンをひかえておく
- 既存のシステムの入っているフォルダを空にする
- MT4.1 のシステムをインストールする
- 以前のmt-config.cgファイルを上書き保存する
- MT4.1のシステムでmt.cgiを実行してアップグレードする
- ブログのテンプレート>アーカイブテンプレート>ブログの記事 からブログ記事のアーカイブマッピングを以前と同じパターンに編集する(URL生成パターンを同じ設定で)。
※”ー”ハイフンと”_”アンダーバーの二つのパターンがデフォルトで用意されているので間違わないように。 - 再構築する(終了)
従来のシステムでプラグインなどがMT4.1 に対応してアップグレードされていないのであれば、アップグレードをあきらめた方がいいかもしれません。がしかし、現在MovableType.jpブログで紹介されている新しい機能についてのエントリーを読む限りでは、たいていのことは、条件分岐や変数を使えば対応できそうな気がします。また、従来のそうしたもの(プラグインによる制約したサイト構成)にとらわれずに、新しい形で提案していくことを考えていくという前提でサイトコンテンツの構成(提案パターン)を再構築していくことの方がもっと新しいことが生み出せれるし、いいアイデアを形にできるのではないでしょうか?そうしたことが今度のMT4.1で可能のような気がします。
データベースをもうひとつ用意してみる
これは、試していないので使えるかどうかわかりませんが、Xreaであれば有料(年間2400円で3Gの容量)、MySQLのDBを5つまで作ることができます。従来のデータベース他に新しいDBを作成し、MT4.1 を別フォルダにインストールして、mt-config.cgiのDB情報のみを変更すれば、MT4.1 を同じサーバーにインストールできるわけですよね。ページ生成のアドレスを従来のものと同じように設定して、MT4.1用のデータの書き出しファイルを既存のシステムで生成し、それをMT4.1にインポートして、再構築してみてもいいかとも思いました。結局は、システムとDBを移動しただけの話になるとおもうのですが。(試していないので有効化どうかは責任もてません。また、MT3.3xとMT4.1のシステムを同一URLのサーバーであっても個人使用で無償で使うことができるかというライセンスに関わる問題も調べていません。)
MT4.1を使ってみた感想
MT4.1を使ってみた感想は、やはりいいですね。かなりコスト削減(フロー)を考えられて作られている気がします。再構築なども速いです。テンプレートタグも今勉強中ですが、こちらも変数を使えるということがあって、モデルだけしっかりと構築できれば、管理がしやすいと思います。
管理画面の操作も扱いやすいです。ファイルのアップロードもいいです。データの管理もかなりイイと思います。あと、システム内の検索(サーチ)機能がとてもいいと思いました。記事の検索・コメントなどさまざまな検索結果を導き出してくれます。サイト上での検索においてもキーワードでのRSSを生成するなどスゴイなぁーと感じました。
今は、変数の扱いについてのテンプレートタグを勉強しながら、何か応用して形にできるものはないか?需要はないか?なんてことを考えています。デザインも変えたいのですが、そうした変数を使っての条件分岐テンプレートの使い方(今後幅広くつかるように設定したい)を覚えています。
今後もこのMovableType4.1 についてエントリーをアップしていくつもりです。ぜひ、一度使ってみてください。おススメです。




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